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英語が教科になる小学生さんの親御さんへ

2019年4月7日山陰中央新報の「識者評論:20年度からの小学校英語~立教大名誉教授鳥飼玖美子~」を読まれた方はいらっしゃいますか?

2020年度から小学校5,6年生を対象に、教科としての「英語」が始まりますね。

使われる教科書について鳥飼さんがこうまとめていました。(鳥飼さんといえば、 NHKの英語ニュースの解説者としておなじみですね。スラスラ~と話される知的な女性で憧れです☺)

・小学校の教科書で学ぶ英単語は600~700語程度(英検5級の単語帳で600語)
・「聞く」「話す」だけでなく「読む」「書く」も勉強する
・過去形や疑問文、命令文が含まれ、中学生向けの教科書かと思うほどの内容
・丁寧表現も登場し、日常的とはいえ難易度は高い

これを読んで、やっぱりちょっとショックだったのは、鳥飼さんという英語専門家が「難しくなる」といっていることでしょうか。

この記事には子どもさんが初めて英語学習するときに、大切にすることが書いてありました。
・子供が英語について質問したいときに答えてあげられる専門知識が先生がもっていること
・入門期には英語の発音とリズムの習得が大切だということ

先生たちは忙しい合間をぬって、自主的に英語を学ばれている方もいらっしゃいます(ライジングサン英語学校にも来てくださっていますよ)。そういう先生に教えてもらえたら、親としては安心ですね。

発音やリズムに関しては、教科書にQRコード掲載をするので、スマホを使って自宅学習ができるようになるそうです。ただ、そうすると「スマホを持てない子」へのヘルプや、「スマホ漬けの子」にスマホを勧めることになるので、難しいところですね…。

もう一つ心配なのは、英語が教科になることです。ということは「成績」をつけるということです。「これだけ習得すべき単語数が多いと、躍起になって、成績をつけやすい単語テストに頼る教師がでてくるかもしれない」と鳥飼さんが指摘していました。

私もそうですが、今までの英語教科(中学校~)って、たくさんの割合を単語力で評価されていましたもんね。というか、そうじゃない英語教育を受けた人が少ないのではないでしょうか…(;^_^A

文科省によると「単語を暗記させることは想定しておらず、成績評価について、参考資料の提供を検討している」だということですが、教え方や評価次第では、子どもが中学入学前に英語嫌いになりかねないという心配は、実際に多くの英語専門家や一部の先生たちから聞いているところです。

私たちも、英語を習得するには英語学習を好きになることが大前提だと思っています。(それで、昨年幸雲南塾で考えを発表させてもらいました☺)

英語という「未知の単語や文章」は、誰にとっても「???」です。それを、どうかみ砕いて教え、子どもたちに慣れ親しんでもらうのか…(年齢が低いと、そのハードルも低いのです)

私たちの教室にも、随時無料体験に参加してくださる子どもさんや大人さんがいます。「知らない言葉・意味をなさない音」が飛び交うので、不安を覚えて泣き出したり、いたたまれなくなったりする方もいらっしゃいます。でも、その「未知のもの」の対する不安な気持ちって、きっとみんな同じだと思います。

子どもさんが不安がっていたら、同じように親だって不安になってしまいがち。そこで、「ほら、しっかりやりなさい」って強くいったり、「うちの子には無理なのかも」と自信を失ったりしてしまうかもしれませんね。

そこは、「最初、できなくても大丈夫。ゆっくりやろう」という気持ちで温かく見守ってくださいね。「英語は必ず身に着けられるスキル」です。最初の「怖さ」が馴染んで「親しくなってきた」ら、子どもさんは勝手に英語の世界を楽しまれますよ~

親御さんたちには、鳥飼さんも言うように「英語の暗記を強要するのではなく、子どもたちが自ら気づくような学びが大切」という言葉を信じて、ライジングサン英語学校の授業や通われている学校の授業を見て頂けたらと思います(^^)

ライジングサン英語学校 アシスタント マラー詩乃

無料体験のご希望はいつでも受け付けています。
メール:risingsununnan@gmail.com
(LINE利用者の方はこちらからどうぞ)

2018年12月16日「うんなんグローバルフェスタ」参加しました

2018年12月16日(日)三刀屋中学校
13カ国の島根在住外国人が雲南市に集まって、お祭りでした。
世界のことを、直接見て、聞いて、食べて、遊んで、いろいろ体験しましたよ。

ライジングサン英語学校も多文化共生の国オーストラリア代表として参加し、オーストラリアの自然美を紹介しました。本当に、山も海も森も砂漠だって、きれいなんです。

フェスタに遊びに来てくれた方とは、「Go Fish!」というトランプゲームを英語でやりましたよ。終わりに、「カードゲームが楽しかった」という中学生さんのコメントがあって、うれしかったです。

将来海外に行ってみたい人は、もちろん、はじめて体験する文化もたくさんで、楽しい一日になりました。

オーストラリアからのゲストを迎えて ポットラックパーティ

12月2日 午後5時~8時

外国人ゲストを囲む、ライジングサン英語学校恒例のポットラックパーティを開催しました。

みなさん、お持ち寄りの一品で楽しく交流しました。

今回は、学校長のサムの長年の友人で、世界中を旅されてきたALANAさんが、島根県に初めてやってきました。

高校生さんが自分から外国人に直接質問する姿もありました。日本ならではのおかず「伊達まき」を持ってきたくれた生徒さんがいて、みんなで「伊達まき」の材料やお正月ならではの料理であることとなど英語で説明しました。

おいしいごはんでおなか一杯になった人から、外国のゲームを英語でやって楽しんでいましたよ。

期間中はみなさんのクラスにも参加もされます。直接外国の方と英語で触れ合う、楽しい英語実践の場です。